これからの供養のかたち

いつもご相談に乗ってもらっている井出さんが本を出版されました。乗円寺の納骨堂も紹介されています。ほしい方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。差し上げます。

 

井出さん談

今月末に書籍を発刊するご縁をいただきました。
お寺に関わって11年。お寺の根幹である供養について、自分なりにずっと考えてきました。
VUCAは様々な伝統が駆逐されていく時代でもありますが、そんな時代でも人間として大切にしていくべきものの一つが供養ではないかと思います。

「出会いは人生を広げ、別れは人生を深める」供養は人生を深めていく一つの技法とも言えます。

年齢のせいか、少しずつお世話になった大切な人とのお別れも増えてきました。悲しみとともに生きていく年代になってきたのだと思います。誰にも訪れる大切な人との別れと、必ず訪れる自分の死。
本書が、日常の喧噪から離れてふと立ち止まり、「いのち(命)」のあり方や幸せを考えるささやかなきっかけになれば幸いです。