寺報31号 霊は見えるのwith 報恩講案内

 

31号目2021 霊は見えるのwith 報恩講案内

 

寺報31号です。良かったらご覧ください。

 

本年度の報恩講勤めですが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、

去年に引き続き規模を縮小し実施したいと思います。

しかしながら、去年よりは一歩進める形にし、

少しずつ元の生活に戻れることを祈りつつ、お参りの場、

一緒にお話を聞く場を作っていこうと考えております。

入り口での体温チェックや、出来る限りの感染予防対策を講じて、

実施してまいります。

こちらもよかったらご参加下さい。

死生観セミナーを終えて

日 時 :令和3年9月4日(土)

「死生観セミナー」を開催しました!

「生きるということ  死ぬということに 目を向けたとき いのちがどんどん輝き出す」

講師:井上まゆみさん

子ども専門病院の看護師、看護教員の経験を持ち、現在は看取り士、

グリーフ専門士としても活躍されている、井上まゆみさんの貴重なお話をお聞きしました。

看護師時代に子供達から“今を生きている”と学んだ死生観。お父様の葬儀で受け取ったメッセージ。

親友の死と寄り添い。ご自身がご自宅での出産を選んだ理由など、どのお話も言葉が重く、

自分の経験と重ねながら考えさせられる場となりました。

午後からのワークでは、自分の今を見つめる貴重な機会となり、参加者の方に感じたことを

共有していただきました。

 

次回のために、あまり詳しい内容は記載しませんが、今を見つめるこのような場は

生きていく中でとても必要のように思います。若い方が、涙を流しながらお話を

聞いておられた姿は印象的で、時代の変化も感じました。

 

皆さんのご意見をお聞きしながら、このような死生観を考える場、

お話をする場は、お寺でも、家庭でも、もっとあったらいいなと感じました。

コロナの状況がありましたので、あまり集客面に力を入れておりませんでしたが

良い場となって、良かったと思います。

 

また機会を作ってお呼びしたいと思います。