当寺は昔、天台宗に属していましたが、当時の住職が蓮如上人の教えを受け、浄土真宗寺院となりました。寺の歴史を見つめてみると、民衆・門徒と共に生き、苦難を乗り越えてきた寺と言えます。幾度となく寺が燃えましたが、多くのご協力により再建してきました。この歴史・場を守りながら、今を生きる方が心傾けられる寺として、「共に生きる寺」としてあり続けたいと考えています。
天台宗に属し寺名も普照寺だった頃、後に乗円寺初代住職となる、「善永」が蓮如上人の仏の教えを聴聞しているうちに、念仏往生の世界を感じ、1489年 天台宗から浄土真宗に転宗を決意。
四代住職恵秀は石山合戦に信徒有志を引き連れて参戦。その時の功労著しく、後日本願寺より恩賞として寺紋「四藤紋」を拝領。現在も家紋として使用している。
初代住職が、蓮如上人から拝領した親鸞聖人の御木像
二代目住職永乗が永正一揆に参加した時に額に巻いて戦ったという小さなご本尊
一向一揆の際に掲げられた六字名号の旗
納骨堂とつながっており、お参りしていただきやすい本堂です
『みんなに大切にされる、私のお仏壇、私のお墓、お仏壇』
お墓がなくても、お仏壇、お墓をお寺にお預けしているような感覚でお参りいただけます。
法事の控え室やお斎の席として。お寺での葬儀の際もお使いいただけます
地面はコンクリートでバリアフリー対応。どなたでもお参りし易いように整備してあります
住職が代表を務めるNPOや、就労支援の場として開放しています
親鸞さまの御命日、亡き人の永代経を参らせてもらう場であると共に、一年のご縁を見つめる場であると考えています。毎年10月4日・5日開催
法事は大切な場であり、せっかくの仏縁でもありますので、お経の後に意義や意味を考えていただけるようなお話をしています
佛様に囲まれた場所、気兼ねしないゆったりとした空間で、心温まるお葬式ができます。亡くなった方を想い、御家族の悲しみを分かち合う、新しい区切りの場として、記憶に残る時間となります。
本堂は広々とした空間で、20名ほどの参列が可能です。(大広間葬儀は30名)椅子完備、男女別トイレ、冷暖房、手すり付き、段差は少ないので、ご高齢の方でも快適です。駐車場も8台~15台停まれます。
乗円寺の納骨堂は、昭和50年に開設され、分骨される方やお墓のない方の御骨を収骨してきました。
時代の変化と共に、お墓を作らずに、全骨の収骨を希望される方も増えてきたため、2017年7月に納骨堂を拡張いたしました。
親や先祖が参ってきた、お仏壇参り、お墓参り、お寺参り。
大切だとは思うけれども、同じことをずっとやっていけるか不安。
その大切なことを、ここに集う同志と、お寺が一体となって守っていく永代供養型納骨堂です。
ご興味のある方は、ご連絡いただければ、資料を郵送いたします。
(金沢市許可番号 金沢市指令収市民第141号)
二代住職の永乗が民衆を守るために、額に巻いて戦った小さな御本尊が納骨堂を見守っています
御本尊の後ろに納骨壇があり、位置や納骨方法をお選びいただけます。通常の納骨の他に、特別納骨、合祀、分骨があります
御骨を預けてある方には入口の暗証番号をお伝えいたします。9時~17時の所定の時間は、いつでも自由にお参り出来ます。(※その他の時間はお電話下さい。)
納骨堂への階段は段数がすくなくゆるい勾配になっており、手すりもついているバリアフリー対応となっています
お車で… | 金沢駅から15分 |
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バスで… | 金沢大学病院から徒歩1分、兼六園から徒歩10分 |
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